命名の由来
足の本数 から考えるとクモが適切かと思われるが、何故牛馬か?
一度配備されると致命的に破壊されない限り長い付き合いになるし 用途からすると自身もいつ世話になるかわからんし情も入りもしかして牛馬なら擬人化して名前でもつけやすいかと思えたからと設計者自身も関わった機体には、仮称で勝手に命名してると後に自叙伝にて明かす。
牛馬零式01型の概要
八本の足でうごく多用途車両
補給が滞っても動けるように無軌道でもタイヤでもない たとえ修理が間に合わなくても足が四本あれば動ける多目的車両です。
車体サイズ: 全長10M 全幅2.5m 荷台4トンサイズ コンテナか幌等を選ぶことができる。
ネックは車重 そのままでは運べる船舶を選んだが、構造がシンプルなため環境が許せば部品単位での輸送ができるので運用する側次第で使える車体でもある。
エンジンは軽油 電動も実験はしたものの充電の環境がネックになり断念
牛馬零式01型の開発経過
主席開発企業の熱い思いに目が冷めた陸軍技術陣上層部の鶴の一声により部品規格をすべてオープンソースにして部品の互換性を高めた。
無駄な手間が不要になった関連メーカーは自社の強みを活かす現場で使える機器の開発に勤しめた。
物資 兵士輸送から負傷者輸送 に始まり戦闘用車両にもなるし必要とあれば、鼻先にシャベルを繋げば工事部隊を待たなくても軽い開墾もこなす芸達者。
戦後は払い下ろしされた先でも開墾開拓に大活躍中にはご奉公の場を求めてそのまま海外へも輸出されてある国では絵本の表紙を飾ることもあった働き者。
構造もシンプルながら堅牢だったところからこの車両から学び後に民生機器の開発で腕を奮ったエンジニアをたくさん育てた名機と評される。
牛馬零式01型の設計者のこだわり
エンジン冷却方式は空冷 極地で整備のお手間を増やす可能性のある部品はなるべく載せたくないと主席設計者のこだわりネックと揶揄される八本の足 本音はムカデの如く足だらけにしたかったそうだが、役目からしたらそこまで要らんとなり八本で決定。
足は木工工作の施設があれば足の根本から破断しない限りは修理可能 たとえ新車製造時のラインの工員の技量が高くなくとも組み立てが済むよう。
一台でも早く送り出せるようにと後に主任設計者の自叙伝で明かされた一番悩んだ構造とのこと。
マフラーガード(公式には書いてないが機転が聞けば缶飲料を入れておける構造で短時間の走行の後なら丁度いい暖かさの飲料もしくは少量の湯が湧いた)付きで排気管が外に出ているのは冬季はその付近は暖房なくても多少は暖かい所になるかと仕掛けておいた。